今や日本でも大人気料理のひとつ、パスタ料理。
その魅力を改めて語ってみようと思います。
日本の食文化との相性
外国の料理であり、イタリア料理の中では1ジャンルでしかないはずのパスタ料理が、なぜここまで浸透したのか。
(「イタリア料理=パスタ料理」と捉えている人もいるほどです)
それは、そもそもの日本の食文化との馴染みがよかったことも大きいと思います。
うどん、蕎麦、そうめん。
同じく外来(中国から)の食べ物でありながら、今や国民食のひとつと言われるまでに成長したラーメン。
もともと、日本人は麺類が大好きでした。
そしてカジュアルに洋食を食べることが出来る、バブル時代に到来した「イタ飯」ブームが到来。
今に至るまで長く続く人気を磐石のものにしました。
日清食品の創業者である安藤百福氏の名言「人類は麺類」ここに極まれり、かもしれません。
バリエーションの豊富さ
パスタ料理の魅力は、何といってもそのバリエーションの豊富さにあります。
パスタを構成する要素は大きく分けて「パスタ(麺)」「ソース」「具材」の3つ。
パスタだけでもイタリアには500種類を超えるパスタが存在し、地方によっても様々なソースがあります。
その上具材ときたら、パスタ料理は肉でも魚介でも野菜でも何でも素材として扱えるわけですから、四季折々のあらゆる食材がその選択肢。
「パスタ × ソース × 具材」の組み合わせで、まさに無限の料理が生まれるのがパスタ料理です。