【 申し訳ございません、当ページ作成途中ですm(_ _)m 】

こちらでは、お勧めのパスタやイタリア食材をご紹介していきます。

実際に飲食店でも使用されているようなプロ用食材ばかりです。

料理は素材によって大きく仕上がりの味が左右されます。まずは素材にこだわる意味で、色々なパスタを試してみるといいでしょう。その楽しみこそが、知識や技術の向上に繋がっていきます。

 

パスタメーカー紹介

イタリアには、実に様々なパスタメーカーが存在します(約150社と言われています)。

世界中に輸出を行っているようなトップブランドから、国内だけで消費されてしまうような小さなメーカーまで。

ここでは、比較的日本でもインターネット通販を通じて入手が可能なパスタに絞って、様々なメーカーとその特徴をご紹介しようと思います。

 

現在、メーカーで生産されるパスタは、「ダイス」と呼ばれる金属製の口金から、練ったパスタ生地をところてんのように押し出す方法や、合わせ型で生地を押し固める方法で作られます。一部、「ビゴリ」や「キタッラ」のような専用器具を使って作る方法や、手打ち蕎麦のように平らに伸ばしてから包丁で切る方法もありますが、生産量が限られてしまうため、日本での入手は困難です。

この「ダイス」の素材が、ブロンズで出来ているか、テフロンで出来ているかで、仕上がりが大きく変わってきます。

ブロンズダイスで作られたパスタは、表面がザラザラしていて、表面積が大きいため、ソースとの絡みがよくなります。特にラグー系やクリームソースとの相性が抜群です。

テフロンダイスで作られたパスタは、表面がツルツルしています。オイル系ソースとの相性が特に良いです。

各メーカーに、それぞれ特徴がありますので、パスタ選びの参考になればと思います。

 

【 バリラ 】Barilla

所在地:パルマ(エミリア=ロマーニャ州)

メーカー情報:1877年にピエトロ・バリッラにより創業された、イタリアでシェアNo.1を誇るパスタメーカーです。1993年のデータですが、シェア33%(2位はDe Ceccoの5.3%)という圧倒的な支持率を誇ります。本場イタリアで、3人に1人が選んでいるという、とんでもないメーカーです。バリラブルーと呼ばれる深い青のテーマカラーに、鮮やかな赤と白のパッケージは強く印象に残ります。

パスタの特徴:テフロンダイス。選び抜かれたデュラム小麦による旨みと、しこしことした食感はイタリアならではのアルデンテを実現。最上級ラインナップである「セレツィオーネ・オーロ・シェフ(セレシオネ・オロ・シェフ)」シリーズは、世界中のシェフに愛されています。

 

 

 

【 ディチェコ 】DE CECCO

所在地:アブルッツォ州

メーカー情報:1886年創業の老舗メーカーで、日本での輸入販売歴も長いため、認知度も高いです。イタリアでは1位のバリラとの差は大きいながらもシェア2位を誇り、多くのファンを持ちます。

パスタの特徴:ブロンズダイスによるザラザラ仕上げで、ソースとよく絡む、少しもっちりした食感が特徴です。最高品質のデュラム小麦、低温長時間乾燥。特筆すべきは、その種類(バリエーション)ラインナップの豊富さです。

 

 

【 ディベラ 】DIVELLA

所在地:ルティリアーノ(プーリア州)

メーカー情報:南イタリアで116年の歴史を誇る、イタリア第二の生産量を誇るパスタメーカー(ディチェコと抜きつ抜かれつの関係)。

パスタの特徴:テフロンダイス。中温中時間乾燥。イタリア全国消費者連合会によって1996年に実施された、イタリア主要メーカーのスパゲッティによる品質比較テストで、2つしかない「最高級」を獲得したメーカーのうちのひとつ(もう一つはヴォイエロ)。

これが絶対の基準ではもちろん無いけども、たしかに美味しいと思うし、アルデンテの持続時間が長いことも特徴のひとつ。

 

 

【 ラ・モリサーナ 】La Molisana

所在地:モリーゼ州。

メーカー情報:。1912年創業。1927年にはローマの見本市で金賞を獲り、その品質は海外でも高い評価を受け販売はまたたく間に世界に広がりました。
現在では、大手製粉会社フェッロ社の傘下として、イタリア国内で第4位という販売シェアを誇っています。

パスタの特徴:ブロンズダイス。ソースとの絡みがよく、コシが強い。低温長時間乾燥。作り手として面白いパスタ。

 

 

【アネージ 】AGNESI

所在地:リグーリア州

メーカー情報:1824年創業という、イタリアでも長い歴史を持つパスタメーカー。シンボルマークの「帆船」は、良い小麦を探し求めて世界中をめぐった創業者パオロ・アネージの誇りを象徴。

パスタの特徴:テフロンダイス。胚芽部分を残して小麦本来の風味と香りを生かし、ミネラルやビタミンを含む栄養価も高いパスタ。中温乾燥により、長いアルデンテ持続時間を実現。

 

【ブイトーニ】Buitoni

所在地:トスカーナ州

メーカー情報:1827年創業の、日本でも良く知られている歴史あるパスタメーカー。現在はネスレの傘下企業でもある。イタリアで原料に関する製法が制定される140年前の創業当時からデュラム小麦セモリナ100%を守ってきた。

パスタの特徴:テフロンダイスによる、つるっとした食感。高温短時間乾燥による、コシの強さが特徴。

 

 

【ヴォイエロ】Voiello

所在地:ナポリ(カンパーニャ州)

メーカー情報:1879創業。昔ながらの手作り製法で作られ、イタリアの王室御用達で貴族にも愛されていたことから一般の流通量が少なかったことから、長く「幻のパスタ」と呼ばれていた。

パスタの特徴:以前はテフロンだったが、近年はブロンズダイスを使用。イタリア全国消費者連合会によって1996年に実施された、イタリア主要メーカーのスパゲッティによる品質比較テスト(ブラインドテスト)で、ディベラと並んで2つしかない「最高級」を獲得したメーカーのうちのひとつで、幻のパスタの名は伊達じゃないことを見事に証明した。実際、食べてみると確かに他のパスタとは一段違うことが分かる。

 

 

【タンマ】Tamma

 

所在地:プーリア州。

メーカー情報:イタリアの一大穀倉地帯と称されるタヴォリエレ平野の中心地フォッジャに位置し、地元産の最高品質デュラムセモリナ粉のみを使用しパスタ製造を行っている。

パスタの特徴:ブロンズダイス。低温長時間乾燥、とにかくもちもち。乾麺ながら手打ちに近いパスタ本来の旨みを残した味わい。パスタを引き上げるタイミングがピシャリと合った時の旨みと食感は抜群。

 

 

【ラ・ファッブリカ・デッラ・パスタ】La Fabbrica Della Pasta

所在地:カンパーニャ州

メーカー情報:パスタ発祥の地グラニャーノで3世代に渡り家族経営でパスタを作り続けているメーカー。家族経営のため少量しか生産できませんが、原料はイタリア産にこだわったセモリナ粉のみ。ラッタリ山の清水とマエストロの伝統的製法によって作られたパスタは、低温でじっくりと乾燥されています。

パスタの特徴:ブロンズダイス。けしてメジャーなメーカーではないのだが、管理人が愛してやまないパスタメーカーなので記載。少し変わったショートパスタも製造しており、味わいも抜群に旨い。

 

 

【グラノーロ】granoro

所在地:プーリア州。

メーカー情報:1967年創業。社名は、ロゴにも描かれている「黄金色の小麦」という意味。創始者のアッティリオ・マストロマウロ氏は、1900年代初頭からパスタの製造に関わってきた家系のパスタ職人。生産量の30%が輸出に回され、その安定した品質は世界中の多くのシェフの支持を得ています。

パスタの特徴:テフロンダイス。風味とコシの強さが特徴。短時間でアルデンテに仕上がるように設計されて乾燥したパスタは、日本では業務用としての流通が多いかもしれない。

 

 

【コラヴィータ】Colavita

所在地:モリーゼ州

メーカー情報:1912年、モリーゼ州カンポバッソにて創業。厳選した国内産小麦と自然豊かな地元モリーゼの山々から湧き出る水を原料に、小麦本来の香りがしっかりと残った高品質のパスタを作り続けています。

パスタの特徴:テフロンダイス。表面はつるつる、低温長時間乾燥で、もっちりした食感が特徴。

 

 

【グラニャネージ】GRANGNANESI

所在地:カンパーニャ州

メーカー情報:1834年創業。昔ながらの伝統的な製法を守るパスタメーカー。小麦粉は、灰分の含有率が低く、グルテンの割合が高いため、よりもっちりした仕上がりを実現する。

パスタの特徴:ブロンズダイス。低温長時間乾燥。36度での一次乾燥と、46度での二次乾燥に約3日かけることにより、小麦粉のグルテンに火が入らない状態で仕上がるため、茹でた時のもっちりした食感が特徴的。

 

 

【ファエッラ】FAELLA

所在地:カンパーニャ州

メーカー情報:パスタ発祥の地と言われるグラニャーノに発するメーカー。ラッターリ山から流れる天然水と厳選のセモリナ粉で練り上げたパスタの旨みは多くのファンを持つ。

パスタの特徴:パスタの種類によって、ブロンズとテフロンのダイスを使い分ける。ロングパスタはテフロン/ブロンズ。ショートパスタはブロンズ。低温長時間乾燥で、粉本来の旨みを凝縮させる。パッケリやニョッキナポレターニなど、南イタリアらしいライナップも魅力。

 

 

【マルテッリ】marterri

所在地:トスカーナ州

メーカー情報:1926年創業。乾燥パスタにおいて最高品質であると高い評価を受けてきたメーカー。近代的な機械乾燥によらない昔ながらの伝統的製法を未だに守り続けている。家族制手工業により、ブロンズ 製の型で成型し、50時間ほど自然にまかせて乾燥させ袋詰めされる。

パスタの特徴:ブロンズダイス。低温自然乾燥のパスタ の表面は、高温の機械乾燥とは違い、多孔質で小麦粉そのものの香りが高くソース等の絡みもよい。

 

 

【フェリチェッティ】FELICETTI

所在地:トレンティーノ=アルト・アディジェ州

メーカー情報:1908年ヴァレンティーノ・フェリチェッティ氏により設立。約100年の歴史を持ち、ハンドメイドにこだわりを持つ「オーガニックパスタ」の雄。世界の生産量 2%以下と言われている遺伝子学的にクリ ーンな品種改良されていない原種小麦(古代種)を使用した製品など、他メーカーとは一線を画したラインナップを持つ。ミシュランの星つきシェフにも愛用者は多い。

パスタの特徴:ブロンズダイス。たんぱく質やグルテンを豊富に含むデュラム小麦を使用しているため、茹でたてのもちもち感が長く持続する。原種小麦の色合いと風味、深い味わいは一食の価値あり。

 

 

種類別

イタリアには、実に500種類以上のパスタが存在します(地方によって呼び方が変わるものも含めれば1000種類を超えるとも?)。その魅力はもちろん、様々なバリエーション。

料理は文化。文化は歴史です。そのパスタが生まれた歴史を少しでも感じながら食べると、より一層料理の楽しみ方に深みも出てくるかと思います。とにかく様々なパスタは、見ているだけでワクワクしてきます!色々なパスタを食べてみてください!

 

パスタには、大きく2種類の分け方があります

 

一つは製法の違い。粉を練って成型後に、一旦乾燥させるか、そのまま生の状態で流通させるか、です。

乾燥させたものを「乾燥パスタ(乾麺)」、生の状態のものを「生パスタ」と一般に呼んでいます。

乾燥パスタの特徴は、一旦乾燥させているので、茹でる前の状態が固いということです。そのため、良い状態(アルデンテ)に茹で上げると適度に芯が残り、プツッと歯ごたえのあるパスタになります。どんなソースとも合わせられる万能選手ですが、特にオイル系ソースとの相性は抜群です。日持ちもし、流通させやすいというメリットもあります。

生パスタの特徴は、乾燥を経ていなため、茹でる前の状態で既に柔らかいことです。そのため、茹でても歯ごたえのある仕上がりにはなりませんが、そのかわり、日本人が大好きな「もっちり」した食感を楽しむことが出来ます。ラグー系やクリーム系のソースと非常によくマッチします。ただ、日持ちはしないため本来はレストランで食べるものですが、一般向けに冷凍させた状態のものや、真空パックされたもの出回っています。

 

もう一つの分け方は、形状の違いです。この分け方の方が、おそらく馴染みが強いかもしれませんね。

長い紐(ひも)状のものを「ロングパスタ」。短いものを「ショートパスタ」と呼びます。

ロングパスタの代表選手はスパゲッティ。ショートパスタの代表選手はマカロニやペンネです。

 

以下では、この分類に従って、色々なパスタを紹介していきます。

 

ロングパスタ

 

スパゲッティ

スパゲッティーニ

リングイネ

フェットチーニ

カペッリーニ

フェデリーニ

ブカティーニ

タリオリーニ

タリアテッレ

パッパルデッレ

 

ショートパスタ

マカロニ

ペンネ

フジッリ

カザレッチェ

ファルファッレ

コンキリエ

オレキエッテ

リガトーニ

カネローニ

パッケリ

ルオーテ

トロッフィエ

ヴェスビオ

リゾーニ

カバテッリ

カラマラーティ

ニョッキ

トルテリーニ

ラビオリ

 

生パスタ

 

 

その他食材